ガーデンケアクラブ

阿多智子　あたともこ

わたしが親から畑を引き継いだとき、しばらく手入れができなかったために、一面に雑草が生えてしまいました。
車庫の奥で草刈り機という救世主を見つけたもののいざ使おうと思ったら壊れていることが判明し、期待が大きかっただけになかなかの絶望感でした。
「どこから手をつけたらいいんだろう…」
そうしている間にも容赦なく丈を伸ばし種をつけていく雑草の生命力。ちょっとやそっとでは抜けないぞという意思を感じさせるガッチリと張った根っこ、種の数の多さにはゾッとしました。
草刈り機を新たに買うか迷いましたが、両親をたて続けに見送ったところだったので土に触れる作業は癒される気もして、家族と地道に手作業で取り組むことにしました。

そしてようやく一区切りついた時、「よくあの草を取ったね！」という道を通る方々からの優しい声、空の下で土に触れて癒された心。
木々も花も野菜も、一層元気に輝いて見えました。最初に感じた絶望的な気持ちを忘れるくらいの達成感。
やって良かった！

その後も草取り作業を繰り返すうちに草取りが
好きになっていきました。
これがわたしの草取りライフの始まりです。

これまで医療や介護の現場で働き、人とのコミュニケーションを大事にしてきましたが、これからはお庭などのケアを通していろいろな方と関わってお役に立ちたいと思っています。

「雑草や落ち葉を片付けて庭をスッキリさせたい」「来客に合わせてお庭や畑の手入れをしておきたい」、そんな眺めてホッとできるお庭や畑のお手入れのお手伝いをします。

丁寧な手作業で、細かなところまで！
ガーデンケアクラブにお任せください。